ギリシア神話の女神で、ゼウスとムネーモシュネー(記憶)の間に生まれた九人のムーサ(ミューズ)の一人と云われ、合唱隊の叙情詩と舞踊を司る女神と云われている。初めて裸足で踊ったという伝説の舞踊家、イサドラ・ダンカンが『テルプシコールに捧ぐ』という作品を踊った事も有名。1981年に設立したこのスタジオを「テルプシコール」(フランス読み)と命名したのは、舞踊評論家の故・市川雅氏。
3月の公演スケジュール
■喜多直毅クアルテット『呪詛』
~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
- 3/11(日)pm3:00開演(開場はpm2:30)
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- 料金:予約4000円 当日4500円
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- 出演:喜多直毅クアルテット
- 喜多直毅(音楽とヴァイオリン)
- 北村聡(バンドネオン)
- 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
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- ◆予約先:violin@nkita.net
- ※メールタイトルは「喜多クアルテット3月予約」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》《予約日》を 必ずご記入の上、お申し込み下さい。
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- 喜多直毅Official Website:
- https://www.naoki-kita.com/
- YouTube:
- https://www.youtube.com/c/NaokiKita
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- □無音の部分にこそひた寄せる鬼気がある。圧倒的な演奏力と物語構成力で、期待を裏切らない進化をみせる喜多直毅クアルテット。初のテルプシコール公演!
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- 【喜多直毅クアルテット】
- 2011年、ヴァイオリニスト喜多直毅によって結成された四重奏団。演奏される楽曲は全て喜多のオリジナル作品であり、その出自とも言うべきアルゼンチンタンゴからフリージャズ、即興演奏、現代音楽まで、様々な要素を呑み込んで再構築された、比類なき音楽である。ロシア音楽を彷彿とさせる濃厚な旋律と共に、日本の伝統音楽に通ずる"間"の感覚を併せ持った彼らの音楽は、その深い精神性を高く評価されている。
4人のメンバーはそれぞれの楽器における国内屈指のタンゴ奏者と目されつつ、卓越した実力により、ジャンルを超えてシーンの最先端で活躍している。この4人においてこそ実現する超絶なる表現が、聴衆の気魂を揺さぶり"ドゥエンデ(Duende)"を呼び醒ます。
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- 圧倒的な演奏力と物語構成力で、期待を裏切らない進化をみせるクアルテット。無音の部分にこそひた寄せる鬼気がある。人間の業や人生の割り切れなさが照射され、鮮烈なイメージ喚起力とともに変転していく。聴いていて全く楽ではない彼らの音楽は、「表現せずにはいられない」という崖っぷちの必然性を常に感じさせる点で芸術の根源に忠実だ。ひりつくほどに美しい。個々のメンバーの今後の成熟を予想すると末恐ろしいほど。(JazzTokyo『#02 喜多直毅クアルテット『Winter in a Vision 2』リリース記念コンサート』2018年1月1日)
- 文章:伏谷佳代(音楽評論家)
4月の公演スケジュール
■[テルプシコール企画]
NEW BUTOH PERFORMERS SERIES 46th SHOT !
舞踏新人シリーズ第46弾
- 4/19(木)~22(日)
- 料金:前売2000円 当日2500円 通し券6000円(テルプシコールでのみ発売)
- 19(木)pm7:30開演…宇賀神 智(UGAJIN,Satoru)『うつ み』
- 20(金)pm7:30開演…ノトヤ浩一(NOTOYA,Koh-ichi)『実体の見えない敵』
- 21(土)pm7:30開演…なごしいずみ(NAGOSHI,Izumi)『はなうろこいぬ吹き溜まりのこえ』
- 22(日)pm5:00開演…大森彩子(OHMORI,Ayako)『蜃気楼の向こう』
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- ※4/22(日)pm7:00頃より4日間を通しての講評と打上げを行ないます。
- ※チケットの半券をお示し下されば入場出来ますので奮ってご参加下さい。
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- ◆問合せ テルプシコール企画室
- tel.:03-3338-2728
- Mail:terpsichore@k7.dion.ne.jp
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- ◎宇賀神 智〖心體表現家〗
- 私は光を失った時、同根なる万物へと繋がると確信した・・・。
- 水泳、柔道、運動から表現の根本、魂の放出の世界へと求道する。2年の活動休憩を経て2016より活動再開
- 踊ることの精神性を求め、舞踏(蝉丸氏、大野慶人氏)を學ぶ。
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- 【2017年主な出演履歴】
- ・国立PARADE・武蔵一宮氷川神宮奉納舞武・根本敬「樹海」展@ミズマアートギャラリー
- ・2016より木場 earth+gallery出演
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- ◎ノトヤ浩一
- 「最強の敵は自分の中にいる」学生の頃によく口ずさんでいた歌のフレーズである。辛い時に随分と助けられた。その後踊り始めた頃のあり様は、まさに自分との格闘だった気がする。月日は流れ、もう少し自分を大切に扱おうと思う様になった。さて本当の敵とはいったい何なのだろう?その実体とは?
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- ◎なごしいずみ
- 八戸市出身横浜市在住。開座にいたりいなかったり。このところライブハウスや横浜市のイベントでおどりながら踏みあとを残す。
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- 当作品へのおきもち。ひょんなことからある人に参加してみてはどうかな?とのお声をいただきました。おどる場をいただけて感謝しております。自分のおどるときは、大体、寝坊助のよたばなしです。
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- ◎大森彩子
- 障害者のダンサーと即興で踊ったり、
- 英国のポートレートギャラリーで自画像を見てから
- 作品を作るようになりました。作品は私の自画像であり、
- 舞踏は私のもう一つの言葉であり、バレエを知る前の
- 踊り狂っていた子どもに戻る方法かもしれません。
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- '99年~中嶋夏の心と身体の学級に参加
- '01玉川大学文学部芸術学科表現教育コース卒業
- '04~'05英国LABANコミュニティダンスコース留学
- '06~霧笛舎にて中嶋夏に師事し、公演に出演
過去の公演日程